洞察的リーダーシップ(1)

洞察的リーダー(Thought Leadership)とは何だろうか。また、現在のビジネスの世界で洞察的リーダーシップが何を意味しているのだろうか。洞察的リーダーはただ誰かのものの見方や立場を変えさせるだけの人ではない。勿論人々はそうでないことを祈っているだろう。更に言えば、本当の洞察的リーダーの立場は、考え方のユニークさを更に超えて、既に確立した社会の考え方やしきたりを変えるものである。洞察的リーダーかどうかのリトマス試験は市場においてかれらのユニークなアイディアが形となった時となる。彼らは破壊的なイノベーションを創造し、しばしば我々の世界の見方を変えてくれる。

我々は今日の夢想家を探すよりも、昔にさかのぼって歴史的な洞察的リーダーを探す方が簡単である。これはある事実を表している。それは、洞察的リーダーシップはある意味ごく少数に限られていたからである。残念ながら、洞察的リーダーは質的な問題点を抱えているのにも関わらず、何かを言ったり促進したりする誰でもが自画自賛的に名乗るものとして受け止められてきた。

洞察的リーダーという言葉はかつて、未来人とかイノベーターの類義語としてみなされていたが、いまでは蛇の油を売るセールスマンに近い意味となってしまった。

洞察的リーダーシップ(2)へ続く

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