経営戦略とは(1)

戦略というのは、定義は色々あるだろうが、原始的な軍事戦略の定義では、「資源の友好的な配置」と簡単に言うことが可能である。例えば、日本を攻める側だったとすると、空母を太平洋上のどこに何隻展開し、飛行機を何機配備するかということが戦略として非常に需要になる。

それが済んでしまえば、以降は基本的には戦術である。

よく、ビジネス上で、ランチェスター戦略という戦略が語られることがあるが、あの考え方をみてみると分かりやすい。ランチェスターでは、相手の火力を予測した上で、こちらが相手の火力を上回るような火力を配置したり、全体的な火力で勝てなければ、戦局をセグメント化した上で、1セグメント上だけでも相手の火力を上回るような資源展開をするという考え方だ。

このような軍事戦略と経営戦略が大きく違うところは、軍事戦略が2C、つまり自分と相手だけに過ぎないが、経営戦略は3Cであるということだ。最後のCはCustomerつまり顧客である。

従って、経営戦略の方がより複雑である。

この点では、ランチェスター戦略というのは、若干こじつけ的な匂いが否定できない。もともと敵に勝つことだけを考えていた2Cの理論が、顧客という全く異なるもう一つのCが必要なビジネスにそのまま適応できるのかと考えるからである。

経営戦略とは(2)へ続く

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